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●ベッドタイム・ゲームを大切に!
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子どもは(おとなも)、寝る前には、ある決まった行動を繰りかえすことが知られている。これをベッドタイム・ゲームという、日本語では、就眠儀式という。このしつけに失敗すると、子どもは眠ることに恐怖心をいだいたり、さらにそれが悪化すると、情緒が不安定になったりする。いきなりふとんの中に子どもを押しこみ、電気を消すような乱暴なことをしてはいけない。子どもの側からみて、やすらかな眠りをもてるようにする
●エビでタイを釣る
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「名前を書いてごらん」と声をかけると、体をこわばらせる子どもが、多い。年長児でも、10人のうち、3、4人はいるのでは。中には、涙ぐんでしまう子どももいる。文字に対して恐怖心をもっているからである。原因は、親の神経質で、強圧的な指導。この時期、一度、文字嫌いにしてしまうと、あとがない。この時期は、子どもがどんな文字を書いても、それをほめる。読んであげる。そういう努力が、子どもを文字好きにする。まさに『エビでタイを釣る』の要領である。
●子どもは、人の父
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空に虹を見るとき、私の心ははずむ。
私が子どものころも、そうだった。
人となった今も、そうだ。
願わくは、私は歳をとっても、
そうでありたい。
子どもは、人の父。
自然の恵みを受けて、
それぞれの日々が、そうであることを、
私は願う。

(ワーズワース・イギリスの詩人) 
●冷蔵庫をカラにする
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子どもの小食で悩んだら、冷蔵庫をカラにする。ついでに食べ物の入った棚をカラにする。そのとき、食べ物を、袋か何かに入れて、思い切って捨てるのがコツ。「もったいない」と思ったら、なおさら、そうする。「もったいない」という思いが、つぎからの買い物グセをなおす。子どもの小食で悩んでいる家庭ほど、家の中に食べ物がゴロゴロしているもの。そういう買い物グセが、習慣になっている。それを改める。
●正しい発音で
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世界広しといえども、幼児期に、子どもに発音教育をしないのは、恐らく日本くらいなものではないか。日本人だから、ほうっておいても、日本語を話せるようになると考えるのは、甘い。子どもには、正しい発音で、息をふきかけながら話すとよい。なお文字学習に先立って、音の分離を教えておくとよい。たとえば、「昨日」は、「き・の・う」と。そのとき、手をパンパンと叩きながら、一音ずつ、子どもの前で、分離してやるとよい。
●よい先生は、1、2歳年上の子ども
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子どもにとって、最高の先生は、1、2歳年上で、めんどうみがよく、やさしい子ども。そういう子どもが、身近にいたら、無理をしてでも、そういう子どもと遊んでもらえるようにするとよい。「無理をして」というのは、親どうしが友だちになるつもりで、という意味。あなたの子どもは、その子どもの影響を受けて、すばらしく伸びる
●ぬり絵のすすめ
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手の運筆能力は、丸を描かせてみるとわかる。運筆能力のある子どもは、スムーズで、きれいな丸を描く。そうでない子どもは、ぎこちない、多角形に近い丸をかく。もしあなたの子どもが、多角形に近い丸を描くようなら、文字学習の前に、塗り絵をしてくとよい。小さなマスなどを、縦線、横線、曲線などをまぜて、たくみに塗れるようになればよし。
●ガムをかませる
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もう15年ほど前のことだが、アメリカの「サイエンス」と雑誌に、「ガムをかむと、頭がよくなる」という研究論文が発表された。で、その話を、年中児をもっていた母親に話すと、「では」と言って、自分の子どもにガムをかませるようになった。で、それから4、5年後。その子どもは、本当に頭がよくなってしまった。それからも、私は、何度も、ガムの効用を確認している。この方法は、どこかボーッとして、生彩のない子どもに、とくに効果的である。
●マンネリは、知能の大敵
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変化は、子どもの知的能力を刺激する。その変化を用意するのは、親の役目。たとえばある母親は、一日とて、同じ弁当をつくらなかった。その子どもは、やがて日本を代表する、教育評論家になった。こわいのは、マンネリ化した生活。なお一般論として、よく「転勤族の子どもは、頭がいい」という。それは転勤という変化が、子どもの知能によい刺激になっているからと考えられる。
●本は、抱きながら読む
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子どもに本を読んであげるときは、子どもを抱き、暖かい息をふきかけながら、読んであげるとよい。子どもは、そういうぬくもりを通して、本の意味や文字のすばらしさを学ぶ。こうした積み重ねがあってはじめて、子どもは、本好きになる。なお、「読書」は、あらゆる学習の基本となる。アメリカには、「ライブラリー」という時間があって、読書指導を、学校教育の基本にすえている。
●何でも握らせる
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子どもには、何でも握らせるとよい。手指の感覚は、そのまま、脳細胞に直結している。その感触が、さらに子どもの知的能力を発達させる。今、ものを与えても、手に取らない子どもがふえている。(あくまでも、私の印象だが……。)反面、好奇心が旺盛で、頭のよい子どもほど、ものを手にとって調べる傾向が強い。
●才能は見つけるもの
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子どもの才能は、つくるものではなく、見つけるもの。ある女の子は、2歳くらいのときには、風呂にもぐって遊んでいた。そこで母親が水泳教室に入れてみると、水を得た魚のように泳ぎ出した。そのあとその女の子は、高校生のときには、総体に出るまでに成長した。また別の男の子(年長児)は、スイッチに興味をもっていた。そこで父親がパソコンを買ってあげると、小学3年生のときには、自分でプログラムを組んでゲームをつくるようにまでなった。子どもの才能を見つけたら、時間とお金を惜しみなく注ぐのがコツ。
●してくれ言葉に注意
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日本語の特徴かもしれない。しかし日本人は、何かを食べたいときも、「食べたい」とは言わない。「おなかが、すいたア。(だから何とかしてくれ)」というような言い方をする。ほかに、「たいくつウ〜(だから何とかしてくれ)」「つまらないイ〜(だから何とかしてくれ)」など。老人でも、若い人に向って、「私も歳をとったからねエ〜(だから大切にしてほしい)」というような言い方をする。日本人が、依存性の強い民族だと言われる理由の一つは、こんなところにもある。
●人格の完成度は、共鳴性でみる
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他人の立場で、その他人の心の中に入って、その人の悲しみや苦しみを共有できる人のことを、人格の完成度の高い人という。それを共鳴性という(サロヴェイ・「EQ論」)。その反対側にいる人を、ジコチューという。つまり自己中心的であればあるほど、その人の人格の完成度は、低いとみる。ためしにあなたの子どもの前で、重い荷物をもって歩いてみてほしい。そのときあなたの子どもが、さっと助けにくればよし。そうでなく、知らぬフリをしているようなら、人格の完成度は、低いとみる。
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/ Melbourne Univ. writer/essayist/law student/Japan/born in 1947/武義高校 林こうじ はやしこうじ 静岡県 浜松市 幼児教育 岐
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